OpenAIは8月31日、ChatGPT内で提供する広告事業の年換算収益(ARR)が10億ドルに到達したと発表した。2月9日に米国のFree・Goプラン利用者向けに広告配信を開始してから約200日というスピードでの到達となる。同社は今年の広告収益目標を25億ドルに設定しており、2025年末時点からほぼ倍増となる年換算40億ドル超の収益達成を見込んでいるとしている。
広告事業は当初米国限定のテストとしてスタートし、3月26日時点では配信開始から6週間で年換算収益1億ドルを突破、カナダ・オーストラリア・ニュージーランドへの展開拡大を発表していた。今回はそこからさらに配信対象をインド、欧州、中東・北アフリカ(MENA)地域を含む40カ国以上に広げ、数万社規模の広告主が利用する規模へと成長したという。
OpenAIはIPO(新規株式公開)を視野に事業の多角化を進めており、広告事業の急成長はサブスクリプション収益に依存しない収益源としての存在感を強めつつある。一方で、広告表示の対象となるのは全ユーザーの85%に及ぶものの、実際に日常的に広告を目にするユーザーは20%未満にとどまるとされ、急拡大の裏でユーザー体験への影響を最小限に抑える調整も続けている。
出典: Adweek



