OpenAIは8月27日、インドでChatGPT内に広告を表示する取り組みを開始したと発表した。対象はログイン済みの18歳以上のユーザーのうち、無料のFreeプランと月額399ルピーの低価格プラン「Go」の利用者で、Plus・Pro・Business・Enterprise・Educationの各プランは引き続き広告なしで利用できる。インドはChatGPTの週間ユーザー数が1億人を超える、米国に次ぐ第2位の市場と位置づけられている。
広告は会話内容に関連した商品・サービスの紹介として回答の末尾に表示され、明確に広告と分かるようラベル付けされる。健康・メンタルヘルス・政治といったセンシティブな話題の周辺には表示しない方針も示した。広告主はユーザーの会話内容やチャット履歴、メモリ、個人情報にアクセスできず、表示回数やクリック数などの集計データのみを受け取る仕組みとされている。
初期の広告代理店パートナーとしてWPPとOmnicomが参加し、今週中に50超のブランドが広告出稿を開始する見込み。9月4日には、1日あたり725ルピーから利用できるセルフサーブ型の広告管理ツール「ChatGPT Ads Manager」もインドで提供が始まる。OpenAIは今年に入り欧州や日本・英国・メキシコ・ブラジル・韓国などでも広告テストを段階的に拡大しており、IPOを見据えた収益源の多様化を進めている。
出典: TechCrunch



