OpenAIが脆弱性を調査する信頼済みセキュリティ研究者向けに提供している特別プログラム「Trusted Access for Cyber(TAC)」で、一部の利用者が上位ティア「Daybreak Blue」へのアクセスを突然失う問題が起きていると、複数の研究者がOpenAIのコミュニティフォーラムやSNSで報告しました。TACは、脆弱性の発見・報告を早めるため、信頼できるセキュリティ研究者に通常より制限の緩いモデルを提供する仕組みです。
影響を受けた研究者らによると、ChatGPTのCyberページにアクセスした際に本人確認ができない、またはプログラムの対象外であるといった表示が出て、Codex DesktopやCLIからもDaybreak Blueが消えていたといいます。報告した研究者には米国・欧州以外の地域に在住する人が多いとされ、地域的な要因が関係している可能性も指摘されています。
OpenAIはコミュニティフォーラム上で、「一部の利用者」のアクセスが技術的な問題により失われたことを認め、「これは私たちが望む体験ではなく、再発しないよう対応している」と説明しました。対象者には再度の本人確認を経てプログラムへ申請し直すよう案内していますが、一部の研究者は再認証後も復旧できていないと訴えており、信頼済み利用者向けプログラムの運用の難しさを浮き彫りにしています。
出典: TechCrunch



