Alibabaは10月13日、AIスマートグラス「Qwen Glasses N1」の販売を中国国内で開始した。価格は割引前で2999元(約450ドル)からで、淘宝(タオバオ)・天猫(Tmall)・京東(JD.com)・抖音(Douyin)などのECサイトで取り扱われる。上位モデルの「N1 Pro」は3499元で、視線追跡や瞳孔認証による決済機能、心拍数・血中酸素飽和度・皮膚温度などのセンサーが追加される。
ベースモデルは5000万画素カメラと骨伝導マイクを備え、音声アシスタント「Qwen」を通じて操作する。バッテリーは待機時で最大25時間、音楽再生では最大9時間とされる。この製品は、以前は価格・発売日が未公表のプレビュー段階にとどまっていたが、今回正式に価格と販売を伴う発売に至った。
海外メディアの報道では、今回の価格はMetaのスマートグラス「Ray-Ban」シリーズと比べて必ずしも安いわけではなく、Alibabaは価格ではなく機能面で競合しようとしているとの見方が示されている。生成AIを組み込んだウェアラブル機器市場で、中国の大手IT企業が本格的に消費者向けハードウェアに参入する動きの一つとして位置づけられる。



