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Google DeepMind研究者ら、Gemini 4 Argonエージェント4体が人の手を借りずMinecraftをクリアと報告

公開日: ・出典: Tom's Hardware

Google DeepMindの研究者マクサンス・ファルドー氏、サティンダー・シン氏、ロベルタ・ライレアヌ氏は、4体のAIエージェントチームが人の介入を一切受けずにMinecraftを「クリア」したとする論文を公開した。各エージェントはオープンソースのMinecraft操作ライブラリ「Mineflayer」経由でそれぞれ1人のプレイヤーを操作し、ゲーム内チャットと共有メモリで連携したという。研究者らは、知る限りAIエージェントによるMinecraftの完全自律クリアは今回が初めてだとしている。

挑戦はランダム生成されたワールドのイージー難易度・サバイバルモード、チート無効の条件で行われた。エージェントには事前に役割や戦略、ゲーム専用のツールは与えられておらず、画面のピクセルを見ることもキー操作をすることもなく、周囲のブロックや生物の情報を取得できるMineflayerのAPIを通じて状況を把握し、短いJavaScriptプログラムを書いて行動し結果を読み取るというサイクルを繰り返した。最終的にエンダードラゴンを討伐するまでに、2,783本のプログラムを自ら書き、605回死亡し、27時間14分を要したという。

ただし研究チーム自身も、今回の結果はこの構成を試した最初の1回であり、どの程度安定して成功するかを示すものではないと論文内で注意を付けている。また、MineflayerのAPIは壁の向こうにあるブロックや生物の情報までエージェントに伝えており、ルート計画を助けるプラグインも使われているなど、人間のプレイヤーより多くの情報を得られる環境だった点も明らかにされている。コミュニティベースの過去の取り組みでも、ゲーム専用ツールを使ったり、固定された易しい条件下でドラゴン討伐に成功した例があるとされ、どこまでが真の協調行動で、どこまでがやり直しを重ねた力任せの結果かについては見方が分かれている。研究者の1人は、同じ仕組みをコーディングや科学、ロボティクスの分野にも応用する計画を明らかにしている。

出典: Tom's Hardware

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