Google Cloudは8月25日、企業向けAIエージェント基盤「Gemini Enterprise」の業界特化版として、「Gemini Enterprise for Legal」と「Gemini Enterprise for Financial Services」の2製品をプレビュー公開したと発表した。両製品とも、業界特化型のスキル、業務システムとの連携用コネクタ、事前構築済みのAIエージェント、パートナーエコシステムという4層構成で提供される。
法務向け製品は、文書管理システムやeディスカバリー、法律調査ツールとの連携機能を備え、定型業務から複雑な調査業務までAIエージェントが処理することで、弁護士がより付加価値の高い業務に集中できるようにする。導入企業にはCleary Gottlieb、Freshfields、Weil、Williams & Connollyなど大手法律事務所が名を連ねている。
金融サービス向け製品は、資本市場業務や法人向けバンキングを主な対象とし、リレーションシップマネージャーや投資アドバイザー向けにAIが生成した分析情報を提供する「Financial Research」エージェントなどを通じて、KYC(本人確認)業務の刷新や債券ポートフォリオのリスク分析を支援する。Googleは今後、ヘルスケア・ライフサイエンス分野向けの業界版も投入する計画を示している。



