米ダラス拠点のIslandは、企業向けのセキュリティ機能を組み込んだ「エンタープライズブラウザ」を提供するスタートアップです。同社は9月24日、Evolution Equity Partnersが主導するシリーズFラウンドで4億ドルを調達し、評価額が64億ドルに達したと発表しました。既存投資家のPrysm Capital、Sequoia Capital、Coatue Management、Cyberstarts、Insight Partners、J.P. Morgan Growth Equity Partnersも参加しています。
Islandはこれまで、ブラウザ自体にセキュリティ・IT管理・生産性ツールを組み込み、社員がどのアプリにどうアクセスできるかを制御する製品として企業に採用されてきました。今回の資金調達では、この管理対象を人間の利用者だけでなく、社内で稼働するAIエージェントにも広げる方針を強調しています。想定を超えてデータやシステムにアクセスしてしまう「暴走」リスクのあるAIエージェントに対し、アクセス範囲を統制する基盤としての役割を打ち出した形です。
調達資金は研究開発と、欧州・アジア・中東への事業拡大に充てるとしています。AIエージェントが企業システム内で自律的に動く場面が増えるにつれ、その権限やふるまいを統制するセキュリティ領域への投資家の関心が高まっている動きの一例といえます。
出典: CNBC



