総務省は9月1日の会見で、省内に「AX・新技術戦略室」を新設したと発表した。ITmedia AI+などの報道によると、林芳正総務大臣が自ら発表したもので、総務省内で個別に進められてきたAI関連施策を一元的に取りまとめるとともに、他省庁との連携窓口としての役割を担う組織だという。
新設の背景には、2026年7月に閣議決定された政府の「AI基本計画」第2期があるとされる。同計画は「AX(AIトランスフォーメーション)」、すなわちAIを活用した業務・事業のあり方の変革を政府横断で推進する方針を掲げており、総務省の新戦略室はこの方針を同省内で具体化する司令塔と位置付けられる。
総務省はこれまでも通信・放送分野を中心にAI関連の検討会や研究会を個別に運営してきたが、担当部署が分かれていたため省内の連携や優先順位付けが課題とされてきた。新戦略室の設置により、AI関連予算・施策の一元管理と、デジタル庁や経済産業省など他省庁との調整の迅速化が期待されている。
出典: ITmedia AI+



