AIニュース

Linear調査:課題の約半分をAIが起票する一方、AI支援のPRはマージ率が人間の半分以下

公開日: ・出典: Linear「How teams build」

開発チーム向けの課題・プロジェクト管理ツールLinearが、実際の利用データを分析したレポート「How teams build」を公開しました。Linearは最初の課題起票からプルリクエスト(PR)のマージまで、ソフトウェア開発の一連の流れを観測できる立場にあり、AIが開発現場のどこにどう入り込んでいるかを可視化しています。

レポートによると、2年前はLinear上で作成される課題のうちAI発のものは1,000件に1件未満でしたが、現在ではAIが作成する課題が全体の半分近くに達しているといいます。この勢いが続けば、まもなく人間と各種連携ツールの合計を上回ってAIが最大の起票元になる見通しです。2026年1月から6月にかけて、あらゆる職種でAI機能を使うユーザーの割合が倍以上に増えたとも報告されています。

一方でPR(コード変更の提案)については様相が異なります。開発者の88%超がAIを日常的に使う一方で、AI支援で作成されたPRのマージ率は人間が書いたコードの半分以下にとどまるとされます。AIがコード生成そのものは加速させても、その後のレビュー工程が新たなボトルネックになっている実態を示す結果で、「速く作れること」と「実際に出荷できること」の差が改めて浮き彫りになっています。

出典: Linear「How teams build」

Xでシェア