経済メディアThe Informationは2026年8月下旬、NVIDIAがAI検索スタートアップPerplexity AIへの追加出資について協議していると報じた。実現すれば同社の評価額は300億ドルを超える可能性があるといい、これは直近の大型資金調達ラウンドで付いた200億ドルの評価額から5割以上高い水準となる。CNBCやSeeking Alphaなど複数のメディアも同様の内容を伝えている。
報道によれば、Perplexityの年換算売上高は2026年初めの2億5000万ドル未満から、現在は約7億5000万ドルまで急拡大しているという。同社にはJeff Bezos氏やSoftBankなど著名な投資家がすでに名を連ねており、NVIDIAもこれまでに出資実績がある。AI検索やエージェント型サービスの普及は推論向け計算需要の拡大に直結するため、NVIDIAにとって主要な顧客・パートナー企業への出資は自社ハードウェア需要を下支えする狙いがあるとみられる。
ただし、この件についてNVIDIA・Perplexityの両社は公式にコメントしておらず、出資が最終的に実現するかどうかや出資額は明らかになっていない。半導体大手が有力AIスタートアップへの出資を通じてエコシステムを囲い込む動きは今年に入り相次いでおり、今回の報道もその流れの一つとして注目されている。



