OpenAIは、開発者向けコーディングツール「Codex」において、ChatGPTアカウントでサインインして利用する場合に選択できるモデル「GPT-5.4」および軽量版「GPT-5.4 mini」の提供を、2026年8月31日をもって終了すると発表した。公式のCodex/ChatGPT変更履歴では、保存済みの設定やカスタムエージェント、スケジュールタスクなどでgpt-5.4を利用している場合は「gpt-5.6-terra」に、gpt-5.4-miniを利用している場合は「gpt-5.6-luna」に、それぞれ置き換えるよう案内している。
後継となるGPT-5.6ファミリーは、最上位の「Sol」、コストを抑えつつGPT-5.5相当の性能を持つ「Terra」、最速・最安価な「Luna」の3段階構成。OpenAI公式発表によれば、通常モードのAPI価格はTerraが入力100万トークンあたり2ドル・出力12ドル、Lunaが入力0.20ドル・出力1.20ドルで、最上位のSolは入力5ドル・出力30ドルとなっている。ChatGPT上ではWork・Codexの無料版およびGoユーザーはTerraを、Plus・Pro・Business・EnterpriseユーザーはSol・Terra・Lunaを用途に応じて選択できる。
OpenAIはGPT-5.6の投入以降、料金や性能の異なる複数モデルを短期間で入れ替える動きを続けており、旧世代のGPT-5.4系がCodexから姿を消すのも、こうした世代交代の一環となる。バージョン番号ではなく「Sol・Terra・Luna」という用途別の階層でモデルを整理する体制に移行したことで、今後は個々のモデルがそれぞれ独自のペースで改良されていく方針だという。



