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Salesforce、NVIDIAと共同開発したCRM特化の推論モデル「Koa」を発表

公開日: ・出典: Salesforce公式プレスリリース

Salesforceは2026年9月15日、年次カンファレンス「Dreamforce 2026」の中で、NVIDIAと共同開発した自社初のCRM特化型推論モデル「Koa」を発表した。発表の場にはNVIDIAのジェンスン・フアンCEOがSalesforceのマーク・ベニオフCEOとともに登壇した。

Koaは、NVIDIAの「Nemotron 3 Super」を土台に、Salesforceが約27年間蓄積してきたCRM分野の知見をもとに作成した合成データセットで追加学習したモデルで、実際の顧客データは学習に使用していないという。商談の更新やケースの振り分け、フォローアップの日程調整といった実務タスクを想定したSalesforce独自のベンチマーク「CRM Bench」では、主要な汎用モデルと同等以上の性能を、エラー件数を3分の1に抑えながら達成したとSalesforceは説明している。

Koaは既にSalesforce社内での稼働を開始しており、10月には一部のパイロット顧客向けにAgentforce上で選択可能なモデルとして展開を始め、今冬には米国リージョンでの一般提供開始を目指すとしている。

汎用の基盤モデルに頼るのではなく、自社の業務ドメインに特化したモデルを外部パートナーと共同開発する動きは、企業向けAIの競争軸の一つとして各社が注力し始めている領域であり、Salesforceの主力製品であるAgentforceの差別化戦略の一環として位置づけられる。

出典: Salesforce公式プレスリリース

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