TeslaとSpaceXは2026年8月6日、両社共同で半導体工場「Terafab」をテキサス州グライムズ郡に建設すると正式発表しました。第1期の投資額は168億ドルで、延べ床面積は約930万平方メートル(1億平方フィート)規模を見込む、両社にとって過去最大級の自社チップ拠点になるとしています。
Terafabでは、演算用ロジックチップとメモリーチップの両方を製造し、パッケージングやテスト工程まで一貫して手掛けます。生産するチップは、Teslaの人型ロボット「Optimus」や自動運転車両「Cybercab」向けに加え、SpaceXが構想する軌道上の「宇宙データセンター」向けの演算基盤にも充てられる計画で、AI関連の自社ハードウェアを垂直統合する狙いがあります。
建設地には、2018年に稼働を終えた石炭火力発電所の冷却に使われていたGibbons Creek貯水池の水を利用する計画で、周辺地下水への影響を抑えるとしています。少なくとも3,000人の雇用創出が見込まれ、テキサス州からは経済開発助成金として3,000万ドルの支給が決まるなど、地元・州政府による支援も後押ししています。NVIDIA一強とされる先端半導体の調達環境に対し、Musk氏率いる両社が自前生産へ舵を切る動きとして注目されています。
出典: TechCrunch



