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トランプ米大統領、国連演説で「AI」を「スーパーインテリジェンス」に呼称変更すると表明 専門家は懐疑的

公開日: ・出典: Axios

トランプ米大統領は9月22日(現地時間)、国連総会での演説で、米政府の公式文書における「人工知能(AI)」の呼称を「スーパーインテリジェンス(Super Intelligence)」に変更する意向を表明した。トランプ氏は「artificial(人工)という言葉は偽物めいて聞こえる」などと理由を述べ、「今後、米国のすべての文書、そして願わくば世界の文書も、より正確な用語である『スーパーインテリジェンス』に置き換わってほしい」と述べた。

新名称は、トランプ氏自身がSNS「X」および「Truth Social」上で行った非公式の投票を経て決めたとされる。当初は「super intelligence」「extreme intelligence」「superior intelligence」の3択で意見を募り、後に「extreme」を除外した上で「super intelligence」が「superior intelligence」を2対1の差で上回ったという。演説翌日には米国務省が、国際機関を担当する外交官に対し、今後の対外文書で「AI」ではなく「super intelligence」を用いるよう指示したことも明らかになった。

この呼称変更には研究者から懐疑的な声が上がっている。メルボルン大学のサイモン・コグラン氏(デジタル倫理)は、「スーパーインテリジェンス」は本来、自己改良能力を備えた、現時点では存在しないより高度な段階のAIを指す学術用語であり、現行のAI技術をそう呼び変えることは実態を誇張するものだと指摘した。複数の専門家も、両者を同一視すれば技術の将来像をめぐる科学的な議論に混乱を招きかねないと懸念を示しており、一国の政府が世界的に定着した技術用語を一方的に変更する法的権限はないとの指摘もある。現時点でAI業界がこの呼称を採用する動きは見られない。

出典: Axios

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