半導体大手AMDは、2026年4〜6月期(第2四半期)の決算を発表し、総売上高は前年同期比50%増の115億ドルと四半期として過去最高を記録しました。牽引役となったのがデータセンター部門で、売上は前年同期比107%増の67億ドルに達し、全社売上の58%を占めるまでに拡大しています。サーバー向けCPU「EPYC」に加え、AI推論・学習向けGPU「Instinct MI350」シリーズへの旺盛な需要が主因とされています。
AMDは既にOpenAI・Meta・Anthropicとの間で、次世代GPU「Instinct MI450」やラック規模AIシステム「Helios」を軸とした大型の複数年契約を結んでおり、2026年後半以降、順次GPUの出荷が始まる計画です。今回の決算はこうした大型契約が売上として実際に積み上がり始めていることを裏付ける内容で、第3四半期の売上見通しも約130億ドルとさらなる増収を見込んでいます。
NVIDIAがAIアクセラレーター市場で圧倒的なシェアを握る中、AMDはハイパースケーラー各社との大型契約と自社のデータセンター向け製品ラインの強化を武器に追い上げを図っています。一方でゲーミング向け売上は価格上昇の影響もあり前年比31%減となっており、AI需要への依存度が一段と高まっていることも今回の決算から読み取れます。
出典: Tom's Hardware



