CNBCの報道によれば、Anthropicは現地時間の水曜日に機関投資家向けの説明会を開き、第3四半期の財務情報を初めて開示する見通しです。これは将来的な新規株式公開(IPO)に向けた動きの一環で、同社は約2兆ドルの評価額を目指しているとされ、実現すれば過去最大規模のIPOになる可能性があると報じられています。
比較対象となっているのがOpenAIの収益報告です。OpenAIは9月末時点の年間換算収益(アニュアライズド・ラン・レート)について、投資家に約500億ドルと伝えたとCNBCが確認しました。これは、直前まで広く報じられていた680億ドルという数字よりも低い水準です。関係者によれば、680億ドルにはクラウドパートナー経由の収益も含まれていましたが、新たな500億ドルはそれを除いた数字であり、需要そのものが減ったことを意味するものではないとされています。
Anthropicは8月の時点で、投資家に対し年間換算収益が650億ドルに達したと伝えていました。また、Reutersはリークされた目論見書を引用し、2025年通期の売上高は46億ドル、純損失は420億ドルだったと報じています。同社は米証券取引委員会(SEC)に非公開でIPO申請を済ませており、Reutersの報道では11月の上場を目指しているとされていますが、関係者はまだ具体的な日程を確認できていないとしています。
今回の投資家向け説明会では、クラウドパートナー経由の収益を合算して開示するかどうかという会計方針も注目点の一つです。OpenAIとの開示方法が異なれば、両社の収益規模を単純比較することが難しくなるためです。
出典: CNBC



