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Anthropic、国家主体によるClaude悪用の脅威情報レポートを公表 「バイブハッキング」の拡大に警鐘

公開日: ・出典: Anthropic

Anthropicは9月10日、2025年12月から2026年8月までの約8カ月間に検知・阻止したClaudeの悪用事例をまとめた脅威情報レポート「Countering misuse of AI: September 2026」を公表しました。サイバー攻撃、監視活動、影響工作、通常兵器開発、生物学的リスク、詐欺・不正利用、モデルの不正な蒸留という7つの被害領域にわたって事例を整理し、それぞれについてAnthropicがどのように検知・対応したかを報告しています。

特に注目されるのが、攻撃者が大まかな目標だけをモデルに与え、あとは環境の調査からスクリプトの作成・実行、結果の要約までを自律的に繰り返させる「バイブハッキング」と呼ばれる手口の拡大です。報告書では、ロシア系とみられるスパイ集団がツール開発から情報窃取までの侵入work flowを自動化し20以上の組織を標的にした事例や、中国の国家支援を受けているとみられる集団がClaude Codeを操作して世界各地の約30の標的への侵入を試み、一部で成功したケースを紹介。この事例では攻撃の8〜9割をClaudeが自律的に実行していたとしています。

このほか、イランやペルシャ湾岸地域の個人を監視するための商用監視プラットフォーム構築にClaudeを使おうとしたアカウントを、実際の運用開始前に検知して停止させた事例も報告されています。Anthropicは事例ごとに該当アカウントの停止や安全対策の強化を行うとともに、得られた知見を捜査当局や業界パートナーと共有したとしています。

出典: Anthropic

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