Anthropicは2026年8月7日、コーディングエージェント「Claude Code」のPro・Max・Teamプランについて、8月14日以降に開始する新規セッションから「Auto Mode」を既定設定にすると発表しました。Auto Modeは、ファイル削除やネットワーク越しのコマンド実行など不可逆・破壊的な操作になり得る処理をAI自身が分類器で判定し、問題ないと判断した操作は逐一ユーザーに確認を求めずに実行、リスクがあると判断した場合のみ安全な代替手段を試すか許可を求める仕組みです。これまで多くのユーザーが操作のたびに求められる許可プロンプトを手動で承認していましたが、その手間が大幅に減ることになります。
判定は2段階構成で、まず単一トークンで「実行してよいか」を高速に判定するフィルターが働き、ここで疑わしいと判定された場合のみ、思考の連鎖を伴うより丁寧な判定に進みます。フィルターは安全側に倒す設計で、大半の操作はミリ秒単位で処理が完了するといいます。あわせて、この分類器を動かすための追加コスト(オーバーヘッド課金)についても、Pro・Max・Teamプランのユーザーに対しては即時に撤廃するとしています。
Auto Modeはこれまで一部プランで先行導入されていましたが、今回の発表でPro・Max・Teamという主要プラン全体へ既定適用が広がる形です。手動での許可プロンプト対応はエージェント型コーディングツールの定番の摩擦点とされてきましたが、Anthropicは分類器による自動判定によって開発者の作業速度を落とさずに安全性を担保する狙いだとしています。



