Googleは9月30日、新しいフロンティアモデル「Gemini 4 Argon」を発表した。実務でのソフトウエア開発や法務・財務などの企業向け知識労働、サイバー防御を主な用途に据えており、自社集計のベンチマーク18種のうち12種で首位を獲得したとしている。ソフトウエア開発評価「DeepSWE v1.1」では77.9%、脆弱性修復を測る「CWE-bench v1」では68%でトップタイの成績を挙げたという。
最大の技術的な変化は、1回の応答で生成できる出力トークン数の上限を、従来の「Gemini 3」の64,000トークンから100万トークンへと大幅に引き上げた点だ。長時間にわたって動き続けるAIエージェントが、作業の途中で出力を打ち切られることなく、長大なコードやレポートを一気に生成できるようになる。
提供方法も従来とは異なる段階的な形を取る。まずは政府機関や重要インフラ事業者など650超のパートナーが参加する防御チーム向けプログラムに先行提供し、ガードレールを外した検証版も内部で利用する。API価格は導入時点で入力100万トークンあたり2ドル、出力は10ドル(キャッシュ入力は通常価格から95%引き)で、通常料金になると入力4ドル・出力20ドルに上がる。開発者や企業、「Google AI Ultra」加入者への広い提供は「できるだけ早く」行うとしている。
出典: Google (公式ブログ)



