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トランプ氏、マドゥロ氏拿捕前にxAI「Grok」に数時間相談していたとTime誌が報道

公開日: ・出典: TechCrunch

米Time誌は、トランプ大統領が2025年12月、イーロン・マスク氏との非公開の会談の場で、xAIのAIチャットボット「Grok」に数時間にわたって相談していたと報じた。関係者の証言によれば、この時点でトランプ政権はベネズエラの麻薬密輸に関与したとする船舶への攻撃命令を既に出しており、トランプ氏はGrokに対し、マドゥロ大統領の拿捕が実現した場合に同国民がどのような反応を示すかを尋ねていたという。

Time誌の報道では、Grokは「マドゥロ氏は極めて不人気な独裁者であり、その失脚を多くのベネズエラ国民が歓迎するだろう」と回答したとされる。この会談から約1カ月後の1月3日、米国はベネズエラへの軍事作戦を実行してマドゥロ氏の身柄を拘束し、報道によれば実際に祝賀する国民の様子が見られたことで、トランプ氏はGrokの回答を「的確だった」と高く評価するようになったという。

ただし同誌の報道は、Grokが作戦の実行そのものを助言した、あるいはその回答がトランプ氏の最終決定を左右したと断定するものではなく、あくまで「国民がどう反応するか」という見通しを求めたものだったと説明している。それでも、一国の軍事・外交上の重大な決断に際して市販のAIチャットボットが相談役として使われていた実態は、国家安全保障の意思決定におけるAIの役割拡大を象徴する事例として注目されている。本稿の執筆時点で、xAIやホワイトハウスから本件に関する公式コメントは確認されていない。

出典: TechCrunch

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