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Meta、AIアシスタント「Muse」のチャット共有機能を一時停止 DNS経由で約6800件が外部から閲覧可能な状態に

公開日: ・出典: Engadget

Metaは、AIアシスタント「Muse」のチャット共有機能を10月20日に一時停止した。セキュリティ企業Clarocが発見し10月8日にMetaのバグ報奨金制度へ報告した不備によるもので、Muse上で会話を共有する際に生成されるリンクのタイトル部分がホスト名(サブドメイン)に埋め込まれる仕組みになっていたことが原因とされる。この情報は参加しているサービスがそのホスト名への問い合わせを観測した際にDNSの履行記録(パッシブDNS)として残ってしまい、パスワードの推測や不正アクセス、セキュリティの回避を一切行わずに、第三者がその記録からリンクを再構築できる状態になっていたという。

Clarocは、こうした手法で実際に約6800件の共有チャットリンクを見つけたと報告している。中には、大手AI研究機関との非公開の電話面接に向けた準備メモ、中小企業の融資申込書、口座番号の一部が記載された銀行の不正利用アラート、企業の休暇カレンダーなど、業務上・個人上の機微な情報が含まれる共有チャットが含まれていたとされる。Clarocは今回の調査で実際に悪用された証拠は確認していないとしている。

Metaは問題の指摘を受けて10月20日付でMuseの会話共有機能自体を停止した。Clarocが対応後に40件の共有リンクを再確認したところ、いずれもアクセスできない状態になっていたと報じられているが、過去のDNS記録には会話のタイトルを含むホスト名がなお残ったままになっているという。なお、今回露出した対象はユーザー自身が「共有」を選んだ会話に限られ、Museの非公開のやり取りすべてが漏えいしたわけではない点も、複数の報道で指摘されている。

出典: Engadget

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