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自衛隊の指揮統制に国産AI導入を検討 サカナAI「Fugu」が有力候補、中国製は排除

公開日: ・出典: 読売新聞オンライン

読売新聞や日本経済新聞、時事通信は8月9日、日本政府が自衛隊の部隊運用における指揮統制の中枢システムに、国産の人工知能(AI)を導入する方向で検討に入ったと一斉に報じました。自衛隊の指揮統制にAIが組み込まれるのは初めてで、迅速な情報収集・分析と意思決定を支援する狙いがあるとされています。

有力候補として名前が挙がっているのが、日本のスタートアップ、サカナAIが開発する「Sakana Fugu(サカナ・フグ)」です。ChatGPTやClaudeのように単一の巨大な基盤モデルがすべての処理を担うのではなく、GPTやClaude、Geminiなど複数のAIモデルにタスクを割り振り、それぞれの回答を統括・選別して最適な結果を導き出す「マルチエージェント・オーケストレーション」と呼ばれる方式を採る点が特徴です。通信環境や計算資源が限られる現場(エッジ環境)でも高速に動作できる設計とされ、司令塔役のAIが複数の専門AIを束ねる構成になっています。

導入にあたっては、安全保障上の懸念から中国製AIモデルを明確に排除する方針で、開発チームも日本国籍を持つ人材に限定する考えです。データやシステムを海外に依存しない「AI主権」の確立を掲げる一方、最先端の米国製AIとの連携は維持する「日米ハイブリッド」型の構想とされています。政府は年末に改定する国家安全保障戦略など安保関連3文書に、指揮統制分野でのAI活用方針を盛り込む予定です。

出典: 読売新聞オンライン

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