中国最大手の半導体受託製造(ファウンドリ)企業SMIC(中芯国際集成電路製造)は8月14日の決算説明会で、AI関連需要の拡大が同社の受注を下支えしており、需要の高いウエハー生産能力について価格を引き上げたことを明らかにしました。趙海軍・共同CEOは、2026年第1四半期の顧客との交渉を経て価格を引き上げたことに加え、第3四半期に加工するウエハーについても値上げする方針を示しました。
同社の2026年4〜6月期決算は、売上高が四半期として初めて30億ドルを突破しました。ウエハー出荷量(8インチ換算)は290万枚と前四半期比14%増加し、ウエハー1枚当たりの平均販売価格も5.7%上昇しています。AIの「波及効果」により、AI向け先端チップの周辺で使われる汎用チップの需要・価格も押し上げられているとSMICは説明しています。
趙氏は下半期についても、AI関連需要が引き続き堅調なファウンドリ需要をけん引するとの見通しを示し、既存生産能力の調整や新規生産ラインの立ち上げ加速を通じて、業界全体で続く供給制約の緩和に取り組む考えを示しました。
出典: Reuters



