Metaは8月31日、8月に発表したAIコーディングエージェント「Muse Code」のベータ版を終了し、正式版へ移行したと明らかにした。CEOのMark Zuckerberg氏は自身のアカウントで、複数のエンジニアリングセッションを横断してより大規模な開発タスクに対応できるようになったと説明している。
正式版で新たに加わった目玉機能が「セッション間メッセージング」だ。複数の端末やターミナルで並行して走らせているMuse Codeのセッション同士が、ローカルのUnixソケットを介して(ネットワークを介さず)直接メッセージをやり取りできるようになった。あるセッションでの変更が別のセッションの作業に影響する場合に警告を伝えたり、あるセッションが行き詰まっている疑問に別のセッションが得た答えを渡したりでき、開発者がターミナル間で内容を手動で転記する手間を減らせるという。このほか、CLIでの作業内容の巻き戻し(rewind)やワークフロー機能、SDKの先行提供版も同時に加わった。
料金体系も整理され、月額5ドルの「Everyday Usage」(5時間ごとに10〜50リクエスト、画像・動画アップロードや音声モード、Web検索に対応)、月額15ドルの「High Usage」(Everyday Usageの3倍の利用量で最新モデルにアクセス可能)、月額50ドルの「Power Usage」(同10倍の利用量で新機能への早期アクセスが可能)という3段階のサブスクリプションプランが導入された。API経由の従量課金も別途用意されており、プロンプトや生成結果をMetaの将来モデルの学習に利用させることに同意する「コントリビューター」向けには、通常より低い単価が設定されている。
出典: Neowin



